年間24棟って・・?

年間24棟ついて

建築士の飯田です。ホームページにまたインスタやライン広告などアコルデの名前を聞くたびに24棟という文字が多く出てきます。お客様からご質問がたまに出てきたりしますので実際今までお話していなかったことも赤裸々に?!お伝え致します。


通常の流れ

アコルデでは社長、建築士(飯田です)、女性スタッフの3名を24棟の基本ユニットとしています。営業マンは置いておりません。

(以前いた時期もありますが当社の考えで営業歩合制度がなくその中で頑張ってもらいました)


意外にコストダウンに?

営業マンは一般的に年間6棟から8棟(個人的見解ですみませんが)言われている中で営業をおかず24棟出来ています。

約3人分の営業の人件費+歩合給を考えますと(一人当たりの年収と歩合、交通費、社会保険等など1000万で考えて・・)3000万は浮いてきます。24棟で割ると約125万が1棟あたり還元できます。

現場監督は・・

アコルデの現場監督は一級、二級建築士の2名います。

1年間12棟担当しています。一般的に管理する棟数が少ないと思いますが完全注文住宅で1棟1棟こだわりがありますし、また現場にいく回数が大切と考えていますので品質がしっかり担保されていて安心していただけるかと思っております。アフターサービスも担当がやっていますので十分かと思います。

最近では工務店によりますが管理する監督まで外注にしているケースがあると聞きますので、いざ「責任問題」となりますと注意

が必要ですよね。

アフターメンテナンス・・

アフターメンテナンスは担当の現場監督が行います。自分がつくった家は良く知っていますし、何よりとても愛情があります。またお施主様と仲良くしていて気心も知っておりますしお客様も安心です。よく「今、会社はどうなの?」など聞かれたり、バレンタインの季節にはチョコレートをもらったりなど自慢?!に帰ってきたりします。

アフター部門をつくってない理由はお客様も気心が知れていない人が来てぎこちない思いをさせてしまうかもしれませんし、会社としての一つの部門となりますから会社基準をどうしても作らなければならず基準以上のことはやらない、出来ない、やってはいけない、傾向があるようです。何のためのメンテナンスがわからない場面が出てきますよね。

また定期点検(2か月、1年、2年・・)などあることが多いのですがアコルデは365日(お正月、お盆は実際除いて)対応しています。何かあれば訪問させて頂く態勢です。救急時にはすぐに行きます。(ほとんどないのですが・・)

実はこちらもアフターメンテナンスの人件費は削減できます。

先程の人件費一人あたり約1000万で考えて24棟で割ると約40万位のコストダウンになります。

アフターについても良いことが多いかと思います。あえてデメリットを言うと何もないときは行かないことになりますので、お客様から連絡頂く形になりお手間をおかけするかもしれません。また何もないとついつい連絡しないケースもあるかと思います。メンテナンス関係ではないのですが、ご紹介を頂いたお礼だったり訪問の機会がありますので今のところデメリット感はないのですが。



24棟体制を考えますと

アコルデの24棟体制はお客様に寄り添った思いのこもった体制でもあり、コストダウンもすでに約165万位あるかと思います。適切なチームユニットを組むことのメリットは多いかと思います。デメリットとしてはお客様側からは「誰に言えばようのだろうか?」と戸惑う場面も時々ありますので役割分担をもう少しわかりやすくしたいとも考えております。また途中まで社長も同席してますが色決めの段階となると参加しなくなりますのでお客様には寂しくなることもあるそうです。(お子さんも社長さんは?と言うこともあります)



施工業者さん達は・・

施工体制からみますと家にはたくさんの職種の人が入ります。

アコルデでは同じメンバーの職人さんたちに頼んでいます。気心の知れたお客様思いの職人ばかりです。「安全協力会」の会議の中では頂いたお客様のお声をしっかり伝えてモチベーションアップをしてもらったり現場での注意事項を再度徹底確認したりしています。



24棟体制からみたコストダウン第2弾!!

職人さんたちの工賃(手間)は一切コストダウン致しません。人ですので理不尽に下げられたりしたら人はみんなやる気をなくしますよね。品質も落ちますし、やる気のない気持ちで工事をやってもらっては最悪です。だからといって一般的な工賃手間以上の単価設定にはしていません。一番大切なのは仕事を空かさない、材料などをしっかり入れて流れるように現場を進めてもらう(材料がなく現場が止まってしまってはいけません)ことです。アコルデでは一番大事に考えており、少々の造作などは追加なくやってもらえます。ニッチやアールの下がり壁など大工さんのサービスでやってもらってます。ですので月に2棟着工、上棟、引き渡しをしっかり守ってやっています。お客様にもご協力頂いてご希望のご入居時期から逆算して着工できるようにお打ち合わせして頂いております。ちなみにアコルデのお打ち合わせはかなり細かなところまでやりますので、そのことも考慮して一定期間長めにとりまして進めています。例えばサッシは1か所ずつ光や風通し、隣地環境等も考えて大きさ、種類など決めています。水回りのメーカーも4メーカーもありますのでショールーム廻りも時間が必要となります。

ちなみに水回りメーカーや建材メーカーの金額交渉は厳しくしています。

お安くなっても製品品質は変わりませんから安心です。交渉のポイントは仕入れ量と安定発注です。ちなみに気をつけて頂きたい点は例えば同じキッチンを年間1000棟と20棟では同じ100万のキッチンではおそらく数万しか違わないと思います。半額差はないです。

同じ製品でも量販店の電気屋さんと町の電気屋さんではやはり金額差はありますが半額位になるほどの差はないと思います。(数万でも大きいですが)もう一つが安定受注も大切です。毎月確実に仕事を注文頂くことがメーカーとしてもコストダウンできる交渉条件として会社にあげて頂けます。

あくまでも家全体で様々な場面で考える必要があります。材料だけというよりも人件費などの企業努力も大切であるかと思います。

もう一つの理由はおかげさまでご紹介のお客様が多いことです。コストだけでなくご提案、打合せ、現場施工、アフターなど会社全体で一生懸命家づくりをさせて頂いた結果で大変うれしい限りです。

その結果、宣伝をかけなくてもよく、一般的に広告宣伝費も3%から5%などいわれている中でアコルデは0.1%ですのでその分価格に還元できております。



まとめ

アコルデの年間24棟の意味は「コストダウン」を中心に記載しましたが実は色々なことで成り立っています。

社長・建築士がお客様とお話して経験・技術的にも良いご提案をさせて頂ける。

社長という決裁権ある人と話しができるのでご要望が叶う提案が具体的に出来やすくなる。(ほかの担当が宜しければ言って頂ければ対応します)

社長自らがお客様のニーズをお聞きできるので会社として最新の情報・サービスを迅速に提供・実現できる。

また社長が全体を見渡せるので会社の課題改善点など的確に対応できお客様の喜ばれる真の住宅をご提供しやすくなる

アコルデスタッフ一同が会社理念・考え方・行動指針を把握できて仕事だけでなく思いという本当の意味での「少数精鋭」の人材が実現出来る


アコルデは日々進化しておりますので多少内容も変わる可能性もありますが15年アコルデに勤続しておりますので自分なりに赤裸々に?!書きました。社長承諾ももらっていますので何かの参考にして下さい。