建築物の断熱性能は、エネルギー消費量を大きく左右する重要な要素の一つです。最近、注目を集めているのが「セルロースファイバー」という断熱材です。そこで、平塚市にある一級建築士事務所のわたしたちアコルデが、2007年当初からセルロースファイバーに注目!これからの断熱性能を高めるのに採用した理由について記事にしてみます。2011年東日本震災前は今よりはそれほど断熱性能を大きく意識していなかった時でしたが、断熱性能をもっと性能を上げていきたいと思いで採用して今日まできました。コスト面で高いのがデメリットでしたが、愛知県にあるオーパス会員に入り少しでも安く(おそらく相場より1割から3割安いイメージです)お値打ち価格でセルロースファイバーの家に住んで頂きたく、そして家全体のコストをすべて見直して取り組んでいきました。
1. セルロースファイバーとは
まずは、セルロースファイバーについて簡単に説明しましょう。セルロースファイバーは、新聞紙などを原料として作られた断熱材です。一般的に、セルロースファイバーは、パルプを加工して作られています。セルロースファイバーは、綿よりも柔らかく、硬化剤がないため、被害を受けた場合にも自然に分解されるため、環境にも優しい断熱材です。
断熱性能
防音性能
防音性能
調湿機能
防虫機能 など多岐にわたり性能を発揮します。
2. セルロースファイバーがもたらす驚きの断熱性能
セルロースファイバーは、その柔らかさとパルプの特性により、建物内部にしっかりと密着し、隙間なく断熱性能を発揮します。また、セルロースファイバーは、熱の伝導率が低いため、夏場の冷房時にも冷気を逃がしにくく、冬場の暖房時にも暖気を逃がしにくいという特徴があります。そのため、セルロースファイバーを使用することで、一般的な断熱材よりも高い断熱性能を発揮することができます。
3. 一級建築士事務所がセルロースファイバーを採用した理由
平塚市にあるアコルデは、セルロースファイバーを採用することで、高い断熱性能を発揮し、エネルギー効率を改善することを目的としました。また、セルロースファイバーは、リサイクルにも適しているため、環境への負荷を軽減することもできます。さらに、セルロースファイバーは、防火性能が高いため、火災時の安全性も向上するというメリットもあります。
4. セルロースファイバーの施工方法
セルロースファイバーの施工方法についても説明しておきましょう。まず、セルロースファイバーを特殊な機械で吹き付け、隙間なく密着させます。セルロースファイバーは、施工の圧が大切ですので適切な量を吹き付けることが重要です。
5. セルロースファイバーのメンテナンス
オーパスの「ファイーバーエース」セルロースファイバーは、30年無結露保証付で安心です。10年ごとの瑕疵保証延長を前提としての保証となりますが安心の保証体制も整っています。
6. まとめ
セルロースファイバーは、環境に優しい断熱材として注目を集めています。一級建築士事務所のアコルデが、セルロースファイバーを採用することで、高い断熱性能と環境に配慮した建物を完成させます。セルロースファイバーを使用することで、エネルギー効率の改善や防火性能の向上など、多くのメリットがあることが期待されます。
セルロースファイバー中心に記事を書きましたが「断熱性能を高めたい!」が一番の取り組みですので素材としての魅力は一番ですが様々な断熱材で皆様にお役に立っていきたいとも思っており、その思いは設立当初からかわりませんので是非ご興味がございましたら是非(楽しく)お話させて下さい!!
7. よくある質問
Q1. セルロースファイバーの価格は、一般的な断熱材と比較して高いのでしょうか?
A1. 断熱材には、様々な種類があり、多少価格も異なりますが一般的に、セルロースファイバーは、少し高めの価格帯に位置しています。その高い断熱性能や環境に優しい特性から、価格に見合う価値があると考えられます。