【はじめに】
近年、家づくりを始めるにあたって様々な情報を様々な媒体を通して得ることが出来ます。
しかし、言葉は知っているけど、意味がよくわからないという言葉も少なくはないと思います。
「本当に正しい情報なのか?」
「デメリットもあるんじゃないの?」
など、弊社にもさまざまなお声をいただきます。
そこで、今回は、最近よく目にする「断熱性能」についてご紹介していきたいと思います。
家づくりを検討されている方は、ぜひ参考にして下さい。
【断熱とは】
空気の流れは、基本的に暖かい空気から冷たい空気に向かって流れるという性質があります。
これを住まいに置き換えますと、夏は室内に外の暖かい空気が侵入してしまい、冬は反対に室内の暖かい空気が外に逃げてしまうことになります。
この空気の流れを、断つことを断熱と呼びます。
【断熱性能とは】
断熱性能を示す値として使われている指標が
Ua値(外皮平均熱貫流率)です。
少し難しい計算にはなりますが、
Ua値の算出は、建物から逃げる熱量÷建物の外皮面積で行います。
この値が、断熱性能を語る上で最もよく使われるものになります。
参考までに、神奈川エリアのUa値は0.87が省エネ基準とされております。
【断熱性能が高いといいこと】
- ヒートショックによる死亡のリスクを下げる
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって、血圧が変動し
最悪の場合、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こし、死に至る場合もあるという
恐ろしい症状です。
これは、冬場などに、暖房が効いた部屋からお風呂場に移動する際に最も多く
起こっております。
そこで!
断熱性能を上げることで、外の冷たい空気が家の中に入り込むの抑えることができるため、寒暖差が少なく、ヒートショックのリスクを下げてくれます。
長く住む住まいにそのような性能がありますと安心ですね。
2.環境にやさしい暮らし
皆さんはご存じでしょうか。
実は、住まいから出るCo2の4分の1が「冷暖房」によるものなのです。
近年、SDGsなどの取り組みによって、環境に配慮した暮らしをしたいという
お客様も増えてきていらっしゃいます。
そのような方には、断熱性能は欠かせません。
断熱性能を高めることで、冷暖房を使用した際にも、外気の影響を受けにくいため
効きがよくなりますので、結果的に冷暖房の電気料金も下がり、
環境にも優しい住まいになります。
【終わりに】
いかがでしょうか。
アコルデでは、世界水準の断熱材である「セルロースファイバー」を使用した断熱を推奨しております。

「断熱性能」にご興味がある方は、ぜひアコルデにご相談ください。